施設の高齢者虐待、3割増=過去最多、1000件超える―厚労省
2023年度に高齢者が介護施設などの職員から虐待を受けた件数は、前年度比31.2%増の1123件だったことが27日、厚生労働省の調査で分かった。3年連続で過去最多となり、07年度の調査開始以降初めて1000件を超えた。
職員らによる虐待で特定できた被害者は2335人。「身体的虐待」が51.3%で最も多く、次いで「心理的虐待」が24.3%だった。厚労省は、職員の知識不足や事業所による教育が不十分なケースがあるとみている。
家族や親族による虐待は前年度比2.6%増の1万7100件。加害者は「息子」(38.7%)、「夫」(22.8%)の順に多く、主な要因は「(被害者の)認知症の症状」「(加害者の)介護疲れ・介護ストレス」だった。
[時事通信社]
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