夏の祭典、東京五輪まで半年 3月の聖火リレーからにぎわい
東京で56年ぶりに開催される夏季五輪の開会式まで、24日であと半年。メインスタジアムの国立競技場など、史上最多33競技の舞台となる競技会場は準備がほぼ整い、各国・地域の選手団の拠点となる晴海の選手村も宿泊棟が完成した。
スポーツの祭典を迎える雰囲気は聖火リレーが始まればおのずと高まってくる。47都道府県の各地を走行するランナーも続々と決まり、2月15日には東京都内でリハーサルが行われる。
聖火は3月12日に古代オリンピック発祥のギリシャ・オリンピアで採火され、ギリシャでのリレーと引き継ぎ式を経て20日に日本に到着。26日に福島県のサッカー施設、Jヴィレッジからスタート。東日本大震災が起きた2011年にサッカー女子ワールドカップを制した日本代表(なでしこジャパン)のメンバーが、第1走者として先陣を切る。
主役のスポーツでは各競技の日本代表争いが佳境を迎える。3月ごろから団体競技の対戦組み合わせが続々と決まり、本番ムードが増してくる。
23日には「ニッポンを纏(まと)う」がコンセプトの日本選手団公式服装がお披露目された。五輪とパラリンピック共通のデザインで、開会式用は白のジャケットに赤いパンツ。開閉会式の演出について、大会組織委員会の森喜朗会長は「オリパラが一体であることが彩られるように」と望んだ。(2020/01/23-15:31)
Olympic Facilities Almost Complete 6 Months before Opening
With the Tokyo Olympics six months away, construction of related facilities is almost complete, including the new National Stadium, the main venue, and residential buildings in the Athletes' Village in the Japanese capital's Harumi district.
Announcements of who will be the Olympic torchbearers running through the country's 47 prefectures are under way, with a rehearsal for the relay slated for Feb. 15 in Tokyo.
The Olympic flame will be lit in Olympia, Greece, on March 12 and arrive in Japan on March 20.
The torch relay in Japan will start on March 26 at the J-Village national soccer training center in Fukushima Prefecture, northeastern Japan.
The first torchbearers will be members of the Japanese women's national soccer team, who won the World Cup in 2011, when the country experienced a devastating earthquake and tsunami.
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