2022.11.02 21:07Business

KDDI、障害対策に500億円 AI活用、総務省へ報告書

 KDDIは2日、7月に起こした大規模通信障害を踏まえた対策に、今後3年で500億円を投じる計画を発表した。通信機器の機能をソフトウエアに置き換える「仮想化」によるシステム運用の全自動化や、人工知能(AI)を活用した異常検知システムの開発などに取り組み、ネットワークを抜本的に強化する。
 同社は、再発防止策をまとめた報告書を総務省に1日付で提出。8月の同省による行政指導で、今月10日までに対応状況を報告するよう求められていた。
 大規模障害では、60時間超にわたり通信がしづらくなり、延べ3091万人以上が影響を受けた。高橋誠社長は2日の2022年9月中間決算の記者会見で、障害対策の強化により「信頼性あるネットワークを確立する」と語った。(2022/11/02-21:07)

2022.11.02 21:07Business

KDDI to Spend 50 B. Yen for Network Failure Prevention


Japan's KDDI Corp. said Wednesday that it will spend 50 billion yen over the next three years on measures to prevent a network failure like the one that happened at the telecommunications carrier in July.
   KDDI plans to reinforce its network by fully automating its system operations with virtualization technology and developing an anomaly-detecting system using artificial intelligence.

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