通期営業益予想を下方修正 経済再開でゲーム減速―ソニー
ソニーグループは29日、2023年3月期連結業績予想(国際会計基準)のうち、本業のもうけを示す営業利益を前期比7.7%減の1兆1100億円(従来予想1兆1600億円)に下方修正した。新型コロナウイルス禍で停滞していた経済活動が再開され、「巣ごもり」消費に支えられていたゲーム事業のソフト販売が落ち込んだ。
オンライン形式で開いた説明会で、十時裕樹副社長は「主要市場で外出機会が増加し、ゲーム市場全体の成長が足元で減速している」との認識を示した。米ゲーム会社「バンジー」の買収が想定より早く完了し、関連費用が膨らんだことも響いた。
一方、売上高見通しは15.9%増の11兆5000億円(同11兆4000億円)に引き上げた。為替の円安により、映画・音楽事業を中心に売り上げが上振れした。想定為替レートは1ドル=130円前後と、円安方向に7円修正した。
同時に発表した22年4~6月期の連結決算は、売上高が前年同期比2.4%増の2兆3114億円、営業利益が9.6%増の3069億円といずれも同期としては過去最高だった。(2022/07/29-19:09)
Sony Lowers Full-Year Operating Profit Forecast
Sony Group Corp. on Friday cut its consolidated operating profit forecast for the year ending in March from 1.16 trillion yen to 1.11 trillion yen, down 7.7 pct from the previous year.
The downward revision came as game software sales dropped after the reopening of the economy dented stay-at-home consumption.
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