2022.07.14 18:55Nation

新型コロナ感染、累計1000万人 2日連続で9万人超、9県最多更新―「BA.5」広がる

 国内の新型コロナウイルス感染者は14日、新たに9万7788人が確認され、累計で1001万5739人となった。初確認から約2年半で1000万人を超え、国民の12人に1人が感染した計算になる。
 14日は静岡、福岡、沖縄など9県で新規感染者が過去最多を更新した。オミクロン株の別系統「BA.5」の広がりで、「第7波」はこれまでの流行より規模が大きくなる可能性が出ている。
 国内感染者は2020年1月に初めて確認され、21年8月に累計100万人を超えた。第6波が到来した今年1月から急増し、同月20日に200万人、2月28日に500万人を突破。3月18日に600万人を超えてからは、およそ1カ月に100万人増のペースで推移していた。
 2月5日をピークに新規感染は減少傾向が続いていたが、6月後半から増加に転じた。今月14日まで24日連続で前週の同じ曜日を上回っている。
 増加の要因とされるのが、従来のオミクロン株より感染力が強いとされるBA.5の広がりだ。厚生労働省の専門家組織は13日の会合で、ウイルスの主体はBA.5となり、8月上旬には全国で置き換わりが完了するとの見方を示した。
 死者は14日、全国で新たに33人が確認され、累計で3万1547人となった。厚労省によると、死者の内訳(今月6日時点)は、80代以上が全体の62.7%を占め、70代(21%)、60代(7.2%)の順に多い。死亡率は80代以上の5.9%(男性8.2%、女性4.6%)に対し、60代以下は1%を下回っている。
 1日当たりの死者は今月に入って10~30人台を中心に推移。14日時点の重症者は前日比10人増の100人で、1500人を超えた第6波のピーク時に比べると少ない。ただ、死者や重症者は感染者数に遅れて増加する傾向があり、専門家組織は「これから夏休みなどを迎えるため、感染対策や体調管理を徹底してほしい」と呼び掛けている。(2022/07/14-18:55)

2022.07.14 18:55Nation

Japan's Cumulative COVID-19 Cases Top 10 M.


The cumulative number of novel coronavirus infection cases confirmed in Japan topped 10 million Thursday.
   The cumulative figure rose by 83,412 from Wednesday to 10,001,689 as of 5:20 p.m. (8:20 a.m. GMT). One in 12 people in Japan have been infected with the virus.
   The first case in the country was reported some two-and-a-half years ago.
   In Tokyo, the daily count of new cases came to 16,662 Thursday, standing above 16,000 for the second consecutive day.

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