アジア開発、東京機械株を売却 対立収束、読売が筆頭株主に
新聞印刷用の輪転機大手、東京機械製作所の株式を保有する投資会社アジア開発キャピタルは２５日、持ち分の大半を新聞社６社に売却すると発表した。保有する約４０％のうち、３２％を譲渡。このうち、２５％を読売新聞東京本社が取得し、筆頭株主となる。東京機械とアジア開発は経営権をめぐって対立を続けてきたが、事態は収束する。
読売のほか中日新聞社、朝日新聞社、北國新聞社、信濃毎日新聞、北海道新聞社が０．５～２．５％を取得する。アジア開発は３月２日に１株８００円で売却。引き続き８％程度を保有するものの、株式の追加取得や株主総会の招集請求などを行わないことで合意した。（2022/02/26-00:17）
Asia Development to Sell Tokyo Kikai Shares to Newspapers
Asia Development Capital Co. said Friday that it will sell most of its holdings in newspaper printing press maker Tokyo Kikai Seisakusho Ltd. to six newspaper publishers.
Of the six, the Yomiuri Shimbun's Tokyo headquarters is set to become the top shareholder of Tokyo Kikai Seisakusho with an equity stake of 25 pct.
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