札幌駅発着、暴風雪で終日運休 事故で立ち往生150台―北海道
北海道では21日、低気圧の発達で風雪が強まり、JR札幌駅発着の全列車が運休するなど交通機関に影響が生じた。函館江差自動車道では多重事故が起き、約150台が立ち往生した。
JR北海道は同日、道内を走るすべての特急や札幌駅発着の全列車など1000本以上の運転を終日見合わせると発表した。利用者が多い札幌―新千歳空港間は間引き運転を検討したが、吹きだまりなどで運行に支障が出る可能性があるとし、始発から運休を決めた。20日も特急など計232本が運休し、22日も札幌駅発着の特急がすべて運休するなど影響が出る。
21日午前7時20分ごろには、函館江差自動車道の北斗市内の2カ所で計30台以上が絡む多重事故が発生。南渡島消防本部によると、1人が死亡し、十数人が重軽傷を負った。事故の影響で一時、約150台が立ち往生した。現場付近は、吹雪で視界が悪くなる「ホワイトアウト」が発生していたとみられる。道警によると、道内の他地域でも多重事故が相次いだ。
気象庁は、20日午後から21日にかけて道内広範囲で暴風雪警報を発令。札幌管区気象台によると、21日は石狩市など6地点で2月の観測史上最高の最大風速を記録した。(2022/02/21-17:34)
Snowstorm Stops Train Operations in Hokkaido
All trains from and to JR Sapporo Station in the capital of Hokkaido were canceled Monday as a snowstorm continued to rage in northern Japan.
Two multiple-vehicle accidents left about 150 vehicles stranded on the Hakodate Esashi expressway also in Hokkaido.
Hokkaido Railway Co., or JR Hokkaido, announced the cancellation of over 1,000 trains for Monday, including all limited expresses across Hokkaido and all trains from and to Sapporo.
On Sunday, JR Hokkaido halted operations of 232 trains, including limited expresses. It plans to call off operations for all limited expresses departing and arriving at Sapporo on Tuesday.
Around 7:20 a.m. (10:20 p.m. Sunday GMT), over 30 vehicles were involved in accidents at two locations in the city of Hokuto on the Hakodate Esashi expressway.
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