ナミビア滞在者、コロナ陽性 検疫で、オミクロン株か解析―厚労相
後藤茂之厚生労働相は29日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」拡大のため入国制限を強化しているナミビアに滞在歴のある30代男性が、空港検疫で新型コロナ陽性と判明したと明らかにした。オミクロン株かどうかは不明で、国立感染症研究所が全遺伝情報(ゲノム)解析を進める。
南アフリカなどで確認されたオミクロン株は、欧州を中心に感染報告が相次いでいる。国内では未確認だが、感染研は28日、3段階で最も警戒度が高い「懸念される変異株」に指定した。
厚労省によると、男性は経由地を経て、28日夕方に成田空港へ入国。検疫でコロナ感染が判明した。発熱の症状はあるが重篤ではないといい、空港近くの隔離施設で療養している。男性の家族2人は陰性だった。同省は男性の国籍を明らかにしていない。(2021/11/29-15:35)
Person from Namibia Positive for Coronavirus: Japan Minister
A person who has stayed in Namibia has been confirmed with the novel coronavirus through quarantine after arriving in Japan, Japanese health minister Shigeyuki Goto said Monday.
It is not immediately known whether the coronavirus in the person is the new omicron variant, which was first detected in South Africa and is starting to spread in the world, according to the minister. The government will analyze the genome of the virus.
Namibia, bordering South Africa, is among countries subject to the Japanese government's tightened entry restrictions related to COVID-19, which came on the heels of the discovery of the omicron variant.
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