パナソニック、液晶パネル撤退 21年めど、価格競争厳しく―姫路工場500人配転
パナソニックは21日、2021年をめどに液晶パネルの生産から撤退すると発表した。世界的に厳しい価格競争が続いており、事業の継続は困難と判断した。グループ会社のパナソニック液晶ディスプレイ(兵庫県姫路市)が生産を手掛けており、姫路工場(同)で事業に携わる従業員約500人は配置転換で雇用を確保する方針だ。
液晶パネルや半導体はかつて日本企業が世界を席巻したが、アジア勢に価格競争で後れを取り、存在感が大きく低下。今後、自動車の電動化やIoT(モノのインターネット)といった新分野の開拓が生き残りの鍵を握ることになる。
姫路工場では今年度から電気自動車(EV)などに搭載するリチウムイオン電池を生産している。車載電池事業は継続するものの、液晶撤退に伴う工場の空きスペースの活用方針は未定という。(2019/11/21-19:54)
Panasonic to End LCD Panel Production
Panasonic Corp. said Thursday it will stop producing liquid crystal display panels in 2021 amid intense price competition in the global market.
The Japanese company will relocate about 500 workers in charge of LCD panel production at its Himeji factory in Hyogo Prefecture, western Japan.
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