東京都、22日にも緊急事態宣言要請へ 小池知事「状況集約し検討」
東京都は19日、新型コロナウイルスの感染拡大対策を強化するため、国への緊急事態宣言発令要請に向けて本格的な検討に入った。感染状況や医療提供体制を確認するモニタリング会議を22日に開催し、専門家の意見を聴取した上で、早ければ同日中にも最終判断する方向だ。
小池百合子知事は19日、記者団に対して「都として強化すべきことや医療提供体制の状況を集約し、(要請の)検討を行っている」と説明した。
都は、宣言がなくても対策を実施できる「まん延防止等重点措置」が適用されている。しかし、小池氏は新規感染者が引き続き増加傾向にあることへの危機感を表明。テレワークなど人の流れを抑制する方策に関して「経営者側にも声掛けをしているが、まだ十分ではない」と指摘した。
関係者によると、小池氏や会議の専門家は感染力の強い変異ウイルスが都内でも主流になりつつある中、大型連休で人との接触機会がさらに増えることを懸念。連休前に対策を強化すべきだとの考えに傾いているという。
都は12日から、時短営業を要請している飲食店を対象とする見回りを実施している。小池氏は19日、担当職員に同行し、感染対策の状況を確認。「飲食店は急所であり、対応を強化していく」と話した。(2021/04/19-19:41)
Tokyo to Seek Virus Emergency Thurs. at Earliest
The Tokyo metropolitan government is considering asking the central government as early as Thursday to declare a fresh coronavirus state of emergency for the Japanese capital, informed sources said Monday.
The metropolitan government plans to hold a meeting Thursday to monitor the infection situation and the medical system in Tokyo and hear opinions from experts. A decision on whether to seek an emergency declaration will be made within the day at the earliest.
"We are considering such a possibility, bringing together various information, including on measures the metropolitan government should strengthen and the medical capacity," Tokyo Governor Yuriko Koike told reporters.
The proposed state of emergency would be the third of its kind in Japan. Tokyo was placed under an emergency in both of the past two cases.
Currently, Tokyo is among the 10 prefectures in the pre-emergency stage, which justifies powerful measures similar to those that can be taken under a state of emergency.
最新ニュース
-
中国共産党「最も危険な敵」=次期米長官候補
-
NY株大幅続伸、700ドル超高
-
米大統領「良い未来への機会」=トランプ氏も停戦合意歓迎
-
与党党首選、元中銀総裁出馬へ=16日に表明か―カナダ
-
新NATO代表部が発足=ベルギー大使館から独立
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕