クラフトビール開発を検討=早瀬オリオンビール社長
国内5位のビールメーカー、オリオンビール(沖縄県浦添市)の早瀬京鋳社長はこのほどインタビューに応じ、クラフトビール開発に向けた検討を進めていることを明らかにした。「沖縄県民の期待は(オリオンが)プレミアム感を出すことだ」とし、クラフトビール開発について「優先事項の一つと考えている」と語った。
早瀬氏は7月に社長就任。トリンプ・インターナショナル・ジャパン副社長などを務めた「経営のプロ」として、オリオン再建を託された。早瀬氏は「われわれはベンチャー企業だ」と話し、「新しいアイデアにトライをする空気づくりを進める」と、再建への意気込みを語った。
国内ビール市場が縮小を続ける中、大手各社は独特の製法で個性的な味わいのクラフトビール開発を積極化している。早瀬氏は「オリオンのクラフトはどうあるべきなのか。うちにしかできない商品開発にこだわりたい」と、前向きな姿勢を示した。
このほか、今後策定する経営計画で人事制度改革を柱の一つに据えると強調。事業面では「(主力の)飲料やホテル事業などでもできることがあるかもしれない」と語った。(2019/09/06-07:10)
INTERVIEW: Orion Mulling Craft Beer Production
Orion Breweries Ltd. is considering developing craft beer products, the company's president said in a recent interview.
"Okinawan people expect Orion to improve its brand image," Keiju Hayase said. "This is one of our priorities."
Hayase took the helm of the Urasoe, Okinawa Prefecture-based brewery in July after serving as president of the Japanese unit of Canadian sportswear maker Lululemon Athletica Inc. and vice president of women's underwear manufacturer Triumph International (Japan) Ltd.
Hayase showed willingness to rebuild the fifth-largest Japanese beer maker, saying, "We're a startup." He noted that he will create an environment in which employees are encouraged to come up with new business ideas and materialize them.
While the domestic beer market is shrinking, major breweries are developing unique craft beer products.
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