2021.02.17 10:25Business

自動車労組が要求書提出　賃上げ交渉、コロナ禍で厳しく―２１年春闘

　自動車大手の労働組合は１７日、２０２１年春闘の要求書を経営側に提出した。新型コロナウイルス感染拡大による業績悪化を背景に、ホンダなどが基本給を底上げするベースアップ（ベア）要求を見送り。トヨタ自動車も要求額は前年を下回る上、ベアを求めるかどうか公表しないなど、全体に低調な賃上げ要求が目立つ。３月１７日の集中回答日に向け、近年にない厳しさが予想される交渉が本格化する。
　自動車総連は業界内の賃金格差縮小のため、中小労組が大手労組のベア要求額に影響されないよう、大手のベアを示さない要求方式に転換。これを受け自動車業界では、ベアの具体額を示さず、ベアに定期昇給などを加えた総額での要求方式が広がっている。トヨタのほか、ＳＵＢＡＲＵ（スバル）や日産自動車の労組もベア額を提示しない。（2021/02/17-10:25）

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2021.02.17 10:25Business

Japanese Auto Unions Submit Wage Demands

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Labor unions of major Japanese automakers submitted their demands for this year's "shunto" spring wage talks on Wednesday, dialing down their requests as the coronavirus pandemic hit hard the industry.
The labor unions of Honda Motor Co. , Mazda Motor Corp. and Mitsubishi Motors Corp. did not demand a pay-scale increase.

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