曙ブレーキ、検査不正11万件 20年前から数値改ざん
曙ブレーキ工業は16日、自動車用ブレーキなど4製品の社内検査で不正があったと発表した。2001年1月から確認され、不正件数は約11万4000件に上る。法令には違反しておらず、製品の性能にも問題はないとしている。ただ、安全性に直結するブレーキで検査数値の改ざんなどが常態化していたことは、日本の主要産業である自動車業界のイメージ悪化につながりかねない。
同社は完成車メーカー10社に不正な検査を行った製品を納入していた。宮地康弘社長はオンラインで記者会見し「決してあってはならないこと。再発防止に全力で取り組む」と陳謝した。(2021/02/16-20:41)
Akebono Brake Tampers with Test Data in 114,000 Cases
Struggling Akebono Brake Industry Co. said Tuesday that product inspection data have been tampered for years in some 114,000 cases.
The company also claimed there were no law violations or product safety problems.
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