12都府県「ステージ4」 病床逼迫、沖縄など深刻―新型コロナ
厚生労働省は6日までに、新型コロナウイルス患者用の病床使用率(3日午前0時時点)を公表した。感染ピーク時の確保想定病床の使用率が50%以上で、緊急事態宣言の対象となるステージ4の目安に達したのは東京、大阪、福岡、沖縄など計12都府県で、前週(1月27日午前0時時点)より3県減った。宣言対象外の沖縄は使用率が8割を超え、病床の逼迫(ひっぱく)が深刻だ。
自宅療養者は1万7092人で、前週から約9000人減った。新規感染者数の減少に伴い病床逼迫は改善しつつあるが、緊急事態宣言が延長される地域を中心に深刻な状況が続く。
他にステージ4水準だったのは群馬、埼玉、千葉、神奈川、愛知、三重、京都、兵庫。前週と比べ京都が加わったが、栃木、岐阜、滋賀、熊本の4県は改善して使用率は50%を切った。
使用率が最も高かったのは沖縄(81.7%)で、福岡(81.3%)、埼玉(69.3%)と続いた。重症者用の病床使用率を見ると、沖縄(64.2%)や大阪(61.1%)などが高かった。(2021/02/06-13:36)
COVID-19 Bed Occupancy Tops 50 Pct in 12 Japan Prefectures
The occupancy rate for hospital beds for novel coronavirus patients topped 50 pct in 12 of Japan's 47 prefectures as of Wednesday, down by three from a week before, according to the health ministry.
An occupancy rate of 50 pct or higher indicates that the coronavirus situation has reached Stage 4, the worst level on the country's scale of alert.
The 12 prefectures are Tokyo, Gunma, Saitama, Chiba, Kanagawa, Aichi, Mie, Kyoto, Osaka, Hyogo, Fukuoka and Okinawa.
The situation is especially dire in Okinawa, a small island prefecture, where the occupancy rate has exceeded 80 pct. Okinawa is not covered by the ongoing state of emergency declared by the Japanese government over the epidemic.
The number of coronavirus carriers staying home decreased by some 9,000 from a week earlier to 17,092.
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