新型コロナ対応力、日本は45位 首位はニュージーランド―豪シンクタンク番付
【シドニー時事】オーストラリアの有力シンクタンクのローウィー国際政策研究所は28日までに、各国・地域が新型コロナウイルスにどの程度うまく対応できたのかを指数化し、ランキングにまとめた。調査した98カ国・地域ではニュージーランド(NZ)が首位。日本は中間の45位で、米国は94位と低迷した。
同研究所は、各国・地域で100人目の感染者が確認されてから36週間の期間を対象に、感染者や死者、検査数など入手可能なデータを、人口当たりの数値も加味した上で指数化した。各国が感染防止のために講じた具体策は考慮していない。2位にベトナム、3位に台湾と続き、アジア太平洋勢がトップ10のうち6カ国・地域を占めた。
研究所は「人口が1000万人に満たない小規模国家が、それよりも大きい国の実績を一貫して上回った」と指摘した。国境閉鎖や制限措置など機動的な対応が可能だったためとみられる。
調査では新型コロナの感染が最初に広がった中国は一部数値が入手できなかったとして除外された。(2021/01/28-07:57)
Japan Ranks 45th in COVID-19 Response
Japan was placed 45th among 98 countries and regions in the world in terms of how well it handled the spread of the novel coronavirus, an Australian think tank has said.
In the rankings based on indicators on COVID-19 performances, released by the Lowy Institute, New Zealand took the top spot, while the United States ranked 94th.
The institute gauged coronavirus responses, using publicly available data on the number of infection cases, deaths and tests over the course of 36 weeks after the covered nations and regions confirmed their 100th coronavirus case, taking into consideration such cases per population.
The survey, however, did not take account of actual measures implemented by countries and regions around the world in hopes of stopping the spread of the coronavirus.
Six countries and regions in Asia-Pacific made the top 10. Of them, Vietnam ranked second and Taiwan came in third place.
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