「台湾と添い遂げる」=中国の圧力に屈せず―パラオ大統領
【シドニー時事】太平洋の島国パラオのウィップス大統領は10日、訪問先のオーストラリア東部シドニーのシンクタンクで講演し、台湾との外交関係を堅持する考えを強調した。「結婚したら夫婦は死に別れるまで添い遂げるものだという原則を信じている」と述べ、台湾との断交を求める中国の圧力に屈しない姿勢を示した。
太平洋島しょ地域では、ソロモン諸島やナウルなどが相次いで台湾と断交して中国と国交を樹立。台湾と関係を維持するのはパラオ、ツバル、マーシャル諸島の3カ国となっている。ウィップス氏は「わが国は標的になる恐れがある」と述べ、米国のレーダー配備や米軍艦艇の停泊を可能にする港湾整備などを通じて対中抑止力の強化に努める方針を示した。
[時事通信社]
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