架空発注で6100万円脱税容疑=イベント企画会社を告発―東京国税局

架空の外注費を計上し、法人税など約6100万円を脱税したとして、東京国税局査察部が法人税法違反などの容疑で、イベント企画会社「グレス」(東京都港区)と同社代表取締役の加藤正臣氏(48)=横浜市=を東京地検に告発したことが9日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、同社は2023年8月期までの3年間で、約1億8000万円の所得を隠し、法人税など約4600万円を脱税した疑いが持たれている。また、20年9月~23年8月、消費税など約1500万円を脱税し、約400万円の還付を受けた疑いもある。
同社と取引のない法人や実在しない人物の名義で請求書を捏造(ねつぞう)し、架空の外注費を計上していた。
加藤氏は取材に対し、「(脱税は)悪いことだと分かっていたが、会社の運営資金のためにやらざるを得なかった。既に修正申告や納付は済ませている」と話した。
[時事通信社]
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