体調不良者に運転させ事故=容疑で運送会社元社長を書類送検―首都高6人死傷・警視庁

昨年5月、首都高池袋線でトラックが渋滞の列に追突し6人が死傷した事故で、警視庁交通捜査課は9日、体調不良者に運転をさせたとして、業務上過失致死傷容疑で、運送会社「マルハリ」(札幌市)元社長の男(48)=北海道石狩市=を書類送検した。
元社長は当時、運行管理者を兼務。容疑を認め、「甚大な被害は起きないと安易に考えていた。売り上げを伸ばすのが一番の目的となっていた」と話しているという。同課は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。
送検容疑は昨年5月14日午前、体調不良を訴えた運転手の降籏紗京被告(29)=過失運転致死傷罪で起訴=が事故を起こす可能性を予見できたのに、乗務前点呼をしたり、代わりの運転手に運行させたりしなかった疑い。
同課などによると、元社長は事故前日、降籏被告が体調を崩したと報告を受けたが、乗車前の点呼による健康状態の確認を怠っていた。
最新動画
最新ニュース
-
「深い悲しみ」「人道の守護者」=教皇死去に各国が弔意
-
インドネシアと外務・国防協議=閣僚級で初、米国に対抗―中国
-
石破首相、靖国神社に真榊=春の例大祭、参拝見送り
-
「物理AI、日本企業に革命」=エヌビディアCEO、石破首相と会談
-
全試合を延期=ローマ教皇の死去で―イタリア・サッカー
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎