ゾーン攻めた種市=絶好調でなくても初勝利―プロ野球・ロッテ
絶好調ではなくても、きっちり試合をつくって今季初勝利。ロッテの種市は「球速が出ていなかったので、テンポを速めていこう」と心掛けた。90球で7回3安打1失点にまとめ、「変化球が全体的に良かったのが抑えられた要因」と振り返った。
一回に犠飛で失点したが、「考え過ぎずに、どんどんストライクゾーンに投げることだけを考えた」。本来は150キロを超える速球が魅力だが、この日は140キロ台。その直球とスライダーなどの変化球をゾーンに制球良く投げることでカバーし、二回以降は三塁を踏ませない。
六回1死一塁では、「スローに見えた」と言うライナーを顔の前で捕球すると、素早く一塁に送球して併殺。七回は2死から安打と四球で走者をためながらも、後続を断った。
過去2年はシーズン終盤にけがで離脱しただけに、今季に懸ける思いは強い。「何とか最後まで完走できるように頑張りたい」。吉井監督は「ちょっとは前進しているが、種市はこんなもんじゃない」と言い、26歳の右腕にさらなる奮起を求めた。
[時事通信社]
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