原発導入巡り対立鮮明=豪与野党、総選挙に向け討論
【シドニー時事】オーストラリア総選挙(5月3日投票)に向け、与党・労働党党首のアルバニージー首相と野党・保守連合を率いるダットン自由党党首が8日夜、シドニー郊外で討論を行った。ダットン氏が「原発導入で電気料金をより安くできる」と主張したのに対し、アルバニージー氏は「費用が高く、他の分野で予算を削ることになる」と警告。与野党の対立が鮮明になった。
保守連合は法律による原発禁止を解除して7カ所に原発を新設することを公約。ダットン氏はその費用を3310億豪ドル(約29兆円)と説明し、「与党の再生可能エネルギー案より安く済む」と主張した。これに対しアルバニージー氏は、野党の見積もりは過少で6000億豪ドル(約53兆円)かかると反論。その上で「民間は原発への投資に後ろ向きだ」と指摘した。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
事実誤認には「訂正の努力」=「ボウリング球」投稿受け―赤沢経済再生相
-
NY株、続落
-
新理事長に海堀氏=なでしこリーグ
-
教皇に「安らかな眠りを」=不法移民巡り確執―トランプ米大統領
-
NY円、140円台後半
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎