粘り抜いて初白星=メッツの千賀、さえた投球術―米大リーグ

メッツの千賀が5回無失点で今季初白星をつかんだ。毎回のように走者を背負いながらも粘り抜き、「きょうみたいに少ない失点でいけば、勝つ確率も上がる」とうなずいた。
マーリンズは、今季初登板だった前週に5回4失点で黒星を喫した相手。初回にフォークを見送られる場面が目立つと、二回以降は直球とカットボールを増やして目先を変えた。四回1死一、二塁では外角のカットボールで二ゴロ併殺に。五回は先頭打者を出した後、遊ゴロ併殺でピンチの芽を摘んだ。要所を締め、「2週連続(の対戦)としてはうまく収まった」と喜んだ。
試合開始時は気温6度と寒く、球速は普段より抑えめだったが、キャンプから試しているシンカーやスライダーより変化が大きい球種を駆使する投球術が光った。「(フォーク対策は)どのチームもやってくる。これから辛抱強く投げていきたい。シーズン通して(状態を)上げていけたら」。主戦投手らしく、長いシーズンを見据えた。(ニューヨーク時事)
[時事通信社]
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