日本ハム、チームの力結集=「守り」の上川畑が決勝打―プロ野球

日本ハムは粘り強かった。2点リードを八回に追い付かれる嫌な展開。それでも延長十回、堅守を売りにする上川畑が、バットで決勝点をもぎ取った。
2死から郡司が二塁打、矢沢が安打を放って好機をつくった。打席には第4打席まで凡退していた上川畑。「代打を出さずに打席に送ってくれたので、期待に応えたい思いだった」。狙っていた直球を捉えて中前に運び、勝ち越しの走者を生還させた。
投手陣の踏ん張りも見逃せない。先発の加藤貴が六回まで1失点でしのぎ、救援陣もリードは許さなかった。そして中日からフリーエージェントで加入した福谷に白星。チームの力を結集しての勝利となった。
2022年に新庄監督が就任してから、開幕2連勝は初めて。2試合とも接戦だったが、監督は「もう慣れてるかな。あんまり焦っている感じはしないし」。4年目のシーズンは上々の滑り出しとなった。
[時事通信社]
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