米から追放の南ア大使が帰国 トランプ政権対応に「悔いなし」
【ケープタウンAFP=時事】トランプ米政権批判を理由に国外退去させられた南アフリカのエブラヒム・ラスール駐米大使が23日に帰国し、支持者から熱烈な歓迎を受けた。≪写真は、南アフリカのケープタウン国際空港に到着したエブラヒム・ラソール駐米大使≫
ドナルド・トランプ大統領は、自らが「反白人的」だと批判する南アの新たな土地収用法や、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区で「ジェノサイド(集団殺害)」を行っているとして南アが国際司法裁判所(ICJ)に提訴したことなどを理由に、2月に対南ア支援を停止した。
ラスール氏も、トランプ氏を嫌う人種差別的な政治家だと非難され、米国を追放された。
ラスール氏はこの日、ケープタウン国際空港で、与党・アフリカ民族会議(ANC)の支持者を中心とする数百人に歓声と拍手で迎えられ、「帰国はわれわれの選択ではなかったが、後悔はない」と言明した。
また「南アフリカで白人が虐殺されているといったうそを打ち消したと皆さんに報告できていれば、帰国時にこうした歓迎を受けたかったが、米国では成功しなかった」と語った。
若い頃に反アパルトヘイト運動に参加していたラスール氏は、「米国との従来のやり方は通用しない」ことを国民に警告する意図があったと述べた。
「私の発言が(米国の)大統領と国務長官の注意を引き、私をペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)に指定するほど彼らを動かしたという事実は、メッセージが最高位に届いたことを示している」と付け加えた。【翻訳編集AFPBBNews】
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