新報告書で気候関連資金の課題が浮き彫りに=ヘンリー&パートナーズ〔GNW〕
【グローブニューズワイヤ】気候脆弱(ぜいじゃく)国フォーラム(CVF)とヘンリー&パートナーズは18日、気候変動対策資金に関する報告書を発表した。同報告書は、緊急の気候対策に対する資金供給の課題を浮き彫りにし、投資移住を活用することで、気候変動の影響を最も受けやすい国々の気候レジリエンス強化に不可欠な資源を確保する方法を探っている。同報告書では、投資移住プログラムを活用して、「投資移住レジリエンス基金(IMRF)」を創設する仕組みを概説しており、これにより各国の債務を増やすことなく、民間資本を重要な気候レジリエンス・プログラムに投入する。これらのプログラムを自然資本基金と連携させることで、各国は沿岸保護、カーボンオフセットの取り組み、ブルーエコノミー拡大の資金を調達する持続可能な収益源を確保できる。このアプローチの成功事例としては、ブルーボンド、エコツーリズム、カーボンクレジット市場を活用し、気候適応と経済の多様化のための資金を調達するモデルが挙げられる。CVFは、世界人口の20%に相当する17億5000万人を代表する70カ国からなる国際組織であり、世界の温室効果ガス排出量のわずか6%しか占めていないにもかかわらず、気候変動の深刻な影響を最も受けている。2030年までに、これらの国々は気候対策、開発、自然保全を実施するために、年間5000億米ドルが必要と見込まれている。〈GNW〉
【注】この記事はグローブニューズワイヤ提供(1001053914)。
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