2025-03-18 22:49スポーツ

ドジャースの山本、直球鋭く5回1失点=2年目初戦、今度は白星―米大リーグ開幕戦

力投するドジャース先発の山本=18日、東京ドーム
力投するドジャース先発の山本=18日、東京ドーム

 ドジャースの山本が、開幕投手の大役を堅実にこなした。5回を3安打1失点、4奪三振。「緊張はしたけど、体の状態もいいと感じていたので、落ち着いてマウンドに上がることができた」。幸先のいい白星をつかみ、表情は晴れやかだった。
 直球に切れがあり、カブス打線を力で押し込んだ。一回、立ち上がりに四球を与えたが、続く鈴木を96.7マイル(約156キロ)で遊直に仕留めるなど後続を抑えた。二回に先制点を許したが、味方が五回に逆転すると、その裏は3人でぴしゃり。リードを保って降板した。「しっかり力の伝わったボールが投げられた」
 大リーグデビューは昨年3月。韓国で行われたパドレスとの第2戦で先発に抜てきされたが、1回5失点と役割を果たせなかった。しかし、不安を抱かせるスタートにも心は折れず、けがも乗り越えて7勝(2敗)をマーク。見事に結果で信頼を勝ち取った。
 「失敗から学ぶことはすごく多い。大事な試合を落とした責任は大きい。少しでもプラスに変えて今季につなげたい」との思いで臨むメジャー2年目。まずは母国の日本で好発進した。
[時事通信社]

1回、遊直に倒れたカブスの鈴木(中央)。左はドジャース先発の山本=18日、東京ドーム
1回、遊直に倒れたカブスの鈴木(中央)。左はドジャース先発の山本=18日、東京ドーム

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