大谷に視線集中=メジャー8年目、東京で開幕―米大リーグ

ドジャース大谷のメジャー8年目が、ついに幕を開けた。「久々の日本でのプレーで本当に楽しみ」と心待ちにしていた東京での開幕戦。打席に立つたびに大きな拍手と大歓声が注がれた。カブス今永との対戦で2打席凡退した後の第3打席。鋭いスイングで満員の客席を沸かせた。
1点を追う五回1死一塁で2番手ブラウンの高めの変化球を振り抜くと、鋭い打球は右前へ。大谷の今季1本目の安打はチーム初安打で、打線に勢いをつけた。九回には先頭で低めの変化球に食らい付き、右翼線二塁打。貴重な追加点につながり、「3打席目以降でいい仕事ができたのはいい点」とうなずいた。
右肘手術の影響でDHに専念した昨年は54本塁打、130打点で2冠に輝き、59盗塁も記録して史上初のシーズン「50本塁打、50盗塁」を達成。2年連続3度目の最優秀選手(MVP)に満票で選出された。この日はユニホームの首の後ろあたりに、昨季のMVPら6人だけが与えられた金色の大リーグのロゴを着けてプレーした。
東京シリーズは打者に専念するものの、今年は投打の二刀流として復活するシーズン。どんな活躍を見せてくれるか、期待は高まる一方だ。
日本のファンにとっては、公式戦での大谷のプレーを目前で見られるまたとない機会。希代のスーパースターに、多くの視線が集まった。
[時事通信社]

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