2025-03-17 17:18スポーツ

カブスの今永、凱旋登板へ闘志=持ち前の投球術を―米大リーグ

練習するカブスの今永=17日、東京ドーム
練習するカブスの今永=17日、東京ドーム

 大リーグ2年目で堂々の開幕投手に指名されたカブスの今永。オープン戦は3試合に先発して11回を投げ、防御率5.73で13奪三振の成績だった。二回の失点が目立ったことについて、「初回にフォーカスしている。初回を抑えた時のメンタル面なのか体調面なのか分からないが、シーズンが始まった時に同じ間違いを減らしたい」と意識して本番を迎える。
 1年目の昨季は15勝3敗、防御率2.91の好成績。今季に向けてパワーアップを目指してトレーニングに励んだが、「自分の投球らしくない」と気付き、制球と配球を重視したスタイルに戻した。持ち前の投球術を披露して、東京ドームでの凱旋(がいせん)登板を飾りたいところだ。
 昨季はドジャース相手に2試合に登板し、1勝0敗。大谷は5打数無安打に封じ込んだ。開幕戦で1番を打つ可能性が高いスラッガーとの対決に、「世界一の選手であることは間違いない。ベストな投球を心掛けて、あとはそれを彼が打つか打たないか。自分のできないことはやらないようにしたい」と闘志を燃やす。「野球をやめる瞬間に、東京ドームで先発したことが真っ先に頭に浮かぶような、そういう思い出になれば幸せ」。大きな重圧を背に、先発マウンドに上がる。
[時事通信社]

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