米特使がロシア入り=プーチン氏とウクライナ停戦協議へ
タス通信によると、ウィトコフ米中東担当特使が13日、モスクワに到着した。ロシアのペスコフ大統領報道官は同日、プーチン大統領の日程について「夜遅くに外国首脳と電話会談を行う。これとは別に(予定外の)面会があるかもしれない」と述べ、ウクライナとの停戦を巡ってウィトコフ氏と協議する可能性を事実上認めた。
ペスコフ氏は「外国首脳」を明らかにしていない。一方、ウクライナが11日の米国との協議で30日間の停戦案を受け入れた際、トランプ米大統領はプーチン氏と近く対話することを示唆。ウィトコフ氏の訪ロに合わせて米ロ首脳電話会談が行われるシナリオもあり得る。
プーチン政権は停戦案を巡り、ロシアに有利な条件を付けるとみられている。米ブルームバーグ通信は12日、その一つとして、対ウクライナ軍事支援停止を挙げた。ペスコフ氏は同日、停戦に同意するか否か、対米交渉を待って判断する考えを示していた。
ロシアのウシャコフ大統領補佐官(外交担当)は13日の国営テレビの取材に、前日にウォルツ米大統領補佐官(国家安全保障担当)から電話があり、停戦案の説明を受けたと確認。その際、停戦案は「ウクライナ軍の休息になる」として不十分だとする立場を米側に伝えたと明らかにした。
ウィトコフ氏は2月中旬にもモスクワを訪れ、プーチン氏と約3時間半会談。1月の第2次トランプ政権発足後、対面での米ロ首脳会談は実現しておらず、ウィトコフ氏の今回の訪問は地ならしを兼ねているとみられる。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
NY株、続落
-
新理事長に海堀氏=なでしこリーグ
-
教皇に「安らかな眠りを」=不法移民巡り確執―トランプ米大統領
-
NY円、140円台後半
-
姉ひで子さん「冥福祈る」=19年ミサに袴田さんと出席―ローマ教皇死去
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎