アマゾン、Xへの広告増額=マスク氏と関係改善狙う―米報道
【シリコンバレー時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは30日、米アマゾン・ドット・コムがX(旧ツイッター)への広告支出を増やしていると報じた。Xのオーナーは、トランプ大統領の選挙戦を支援し、新政権内でポストを得て影響力を増す実業家のイーロン・マスク氏。同氏との関係を改善する狙いがありそうだ。
マスク氏が2022年にツイッターを買収して以降、投稿管理の緩和による偽情報氾濫への懸念や同氏の奔放な発言を受け、広告撤退の動きが相次いだ。マスク氏は23年に広告収入が買収前から半減したと明らかにしていた。
アマゾンも同年に広告を引き揚げていた。今回の決定には、ジャシー最高経営責任者(CEO)が関与したという。20日のトランプ大統領の就任式では、アマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏とマスク氏が言葉を交わす場面も見られた。
[時事通信社]
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