与野党、参考人招致折り合わず=公明は採決なら賛成―衆院予算委
与野党は28日の衆院予算委員会理事懇談会で、自民党派閥裏金事件で有罪が確定した旧安倍派会計責任者(当時)の参考人招致を行うかどうか協議したが、折り合わなかった。このため、立憲民主党など野党は29日の予算委開会を認めず、2025年度予算案の同日の趣旨説明は見送られることになった。
立民などは招致の議決を予算審議を進める条件としている。自民党は予算案の30日の実質審議入りを目指しているが、先行きには不透明感も漂う。
招致の議決は全会一致が慣例。公明党は採決に進めば賛成する方針を固めている。立民は28日の理事懇で、自民も賛成に回るよう要求。賛成しないなら、全会一致の慣例を守るため、採決の際に退席するよう促した。しかし、自民は招致への反対姿勢を崩さず、棄権にも応じなかった。
理事懇後、安住淳予算委員長(立民)は記者団に「このまま放置するなら私が判断する」と述べ、委員長職権で採決に進む可能性を示唆した。与野党は29日の理事懇で改めて協議する。
[時事通信社]
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