巨人、得点力増がテーマ=西武は貧打解消で再建を―プロ野球・キャンプのポイント(6)・完
【巨人】昨季のリーグ優勝は投手陣の活躍による部分が大きく、連覇と日本一奪還のカギは得点力改善にある。いかに効果的に点を奪えるか。主砲の岡本和、吉川、丸は軸として計算できるものの、ベテラン坂本と門脇は不安定。浅野、萩尾、秋広ら長打力が売りの若手は、打率の向上が不可欠だ。
新加入選手の動向も見逃せない。先発は昨季15勝の菅野が抜けた穴が大きく、楽天から加入した田中将の復活に期待が集まる。日米での実績は十分だが、昨季の登板は1試合だけ。新天地でのキャンプをどう過ごすか。
昨季中日でリーグ最多43セーブのマルティネスは、29セーブの大勢と抑えの座を争う。ソフトバンクから移籍した甲斐は、大城卓、岸田らと正捕手を巡ってしのぎを削りそうだ。
【西武】昨季はチーム打率が2割1分2厘でリーグ歴代最低を更新。最下位に沈んだ原因は明らかだ。西口新監督は、貧打解消を最優先にしてチームづくりを進める。
昨季は多くの選手が1軍でプレーする機会を得たが、いずれも物足りない成績に終わった。西口監督は二塁だった外崎を三塁で起用する方針を示し、「打つ方に重きを置いてほしい」。二塁は守備力が高い児玉、滝沢ら若手に競争を促し、打撃での奮起も期待。昨季終盤に中軸を担った佐藤龍にもさらなる成長を求めている。
外野は横一線の競争。昨季104試合に出場した25歳の有望株、西川は打撃のてこ入れが必要だ。大卒3年目の蛭間も存在感を示したい。ドラフト2位新人の渡部聖(大商大)にもチャンスはありそうだ。
[時事通信社]
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