豊昇龍逆転、2度目V=横綱昇進確実に―大相撲初場所千秋楽

大相撲初場所千秋楽(26日、東京・両国国技館)
大関豊昇龍が2度目の優勝を遂げた。本割で大関琴桜を退けて3敗を堅持。2敗の単独トップだった金峰山に、1差で追っていた王鵬が直接対決で勝ったため、3人が3敗で並んだ。豊昇龍は、この優勝決定ともえ戦を制して逆転。場所後の横綱昇進をほぼ確実にした。大関大の里は10勝目を挙げた。琴桜は10敗。
十両は獅司が優勝した。
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◇幕内優勝力士略歴
豊昇龍 西大関 本名スガラグチャー・ビャンバスレン、モンゴル出身、立浪部屋。千葉・日体大柏高出。18年初場所初土俵。19年九州場所新十両、20年秋場所新入幕、22年春場所新三役。関脇で臨んだ23年名古屋場所で初優勝を遂げ、場所後に大関昇進。24年九州場所は琴桜との千秋楽相星決戦に敗れ、13勝2敗で優勝次点だった。三賞は敢闘1、技能2。元横綱朝青龍のおい。188センチ、148キロ。25歳。得意は右四つ、寄り、投げ。
◇十両優勝力士略歴
獅司 西4枚目 本名セルギイ・ソコロフスキー、ウクライナ出身、雷部屋。20年春場所で初土俵を踏み、23年名古屋場所新十両。24年九州場所で新入幕を果たしたが、5勝10敗で十両に転落した。193センチ、170キロ。28歳。得意は押し。
[時事通信社]

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