2025-01-26 14:14

タコ?宇宙人?=想像膨らむ「草間カボチャ」―豪

 【メルボルン時事】芸術家の草間彌生さんが制作した巨大オブジェ「踊るカボチャ」がオーストラリア南東部メルボルンのビクトリア国立美術館で展示されている。11本の足がぬらりと動いているようで、訪れた人々は「タコに見える」「エイリアン(宇宙人)のようだ」と想像を膨らませていた。
 水玉模様のカボチャは草間さんの代表的デザインで、瀬戸内海に浮かぶ香川県直島にあるものが有名。今回、4月までの草間さんの特別展に合わせて豪州にお目見えしたのは約7メートル四方、高さ約5メートルと最大級の作品だ。
 間近で見ていた大学生の女性が「すごい迫力。クモの足みたい」と声を上げると、一緒にいた母親は「私にはタコに見える。水玉模様は豪州の先住民アートに似ている」。幼稚園児の息子を連れた男性は「形がまるでエイリアン。日本のアニメの世界から飛び出してきたようだ」と語った。 
[時事通信社]

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