野党「メッセージ伝わらず」=施政方針、議場反応薄く
石破茂首相による24日の施政方針演説を受け、野党各党は「メッセージが伝わってこない」などと一斉に酷評した。やじや拍手など議場の反応が薄かったとの指摘も相次いだ。
立憲民主党の野田佳彦代表は記者団に、首相が目標に掲げる「楽しい日本」との国家像に触れ、「空回りしている印象だ。熱伝導のない演説だった」と強調。「今までで一番やじも拍手も少ない不思議な光景だった」と皮肉った。
日本維新の会の前原誠司共同代表も記者会見で「『楽しい日本』と言われても、国民は不安を抱えその気になれない」と指摘。その上で「日本再生を果たすという強い意志がほしかった」と注文を付けた。
国民民主党の古川元久代表代行は記者団に、首相が「年収103万円の壁」見直しに言及しなかったことを踏まえ、「物価高で苦しい国民生活の状況を認識していない」と批判。共産党の田村智子委員長は「ビジョンが見えない。これほどひどい施政方針は聞いたことがない」と断じた。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
中国外相、米国務長官と電話会談=台湾問題でけん制
-
NY株、反落
-
尹大統領の拘束延長認めず=検察捜査「理由なし」、早期に起訴か―韓国地裁
-
期限内に部隊撤退せず=レバノン停戦で―イスラエル首相府
-
NY円、156円台前半
写真特集
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕