井上尚弥、4団体王座防衛=世界戦で24勝目―ボクシング
プロボクシングの世界スーパーバンタム級タイトルマッチは24日、東京・有明アリーナで行われ、主要4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が挑戦者の金芸俊(韓国)を4回2分25秒KOで下した。
井上尚は世界ボクシング評議会(WBC)と世界ボクシング機構(WBO)の各王座は4度目、世界ボクシング協会(WBA)と国際ボクシング連盟(IBF)は3度目の防衛。自身が持つ日本選手最多の世界戦勝利記録を更新する24勝目となった。日本男子の現役世界王者は9人で変わらない。
井上尚は序盤から圧力をかけ、4回にボディー攻撃などで攻勢を強めた。最後は右ストレートでダウンを奪い、勝負を決めた。
戦績は井上尚が29戦全勝(26KO)、金芸俊が21勝(13KO)3敗2分け。
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◇井上尚の略歴
井上尚弥(いのうえ・なおや) 12年にプロデビュー。14年4月にライトフライ級、同12月にスーパーフライ級の世界王座を獲得。バンタム級では18年5月からWBA、IBF、WBCの順に各王座を奪い、22年12月にWBO王座も獲得。日本選手初の主要4団体統一王者となった。スーパーバンタム級では23年7月にWBCとWBOの統一王者となり、4階級制覇。同12月にWBA、IBF両王座も奪い、史上2人目となる2階級での4団体統一に成功。右ボクサーファイター。愛称モンスター。165センチ。31歳。神奈川県出身。
[時事通信社]
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