ルーブル美術館、老朽化で「SOS」=大規模改修訴え―仏紙報道
【パリ時事】23日付のフランス紙パリジャンは、パリの観光名所ルーブル美術館で建物の老朽化や入館者の増加が深刻な問題となり、デカール館長がダチ文化相に大規模改修の必要性を訴えたと報じた。同紙は「苦境に陥ったルーブルのSOS」だと伝えている。
ルーブル美術館は国立。フランスは財政赤字が欧州連合(EU)基準を大幅に超過し、政府が歳出削減に取り組んでいるため、改修費を迅速に確保できるかは不透明だ。
同紙によると、デカール氏は13日付の文書で、かつて王宮だった美術館の建物の著しい劣化や漏水、収蔵品に悪影響を与える温度変化といった「厳しい現実」を指摘。入館者の休憩場所を欠き、飲食施設やトイレが不足するなど、サービス面でも「国際標準を大きく下回っている」と断じた。
[時事通信社]
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