引退の柿谷「後悔はない」=C大阪ホームで記者会見―サッカー
サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会日本代表で引退を表明したFW柿谷曜一朗(35)が23日、大阪市内で記者会見に臨み、「この年まで続けられてびっくり。後悔は全くない」と語った。
C大阪の下部組織で育ち、2006年に16歳でプロデビュー。J2徳島に在籍した昨季まで19年間のプロ生活を送った。記者会見は本人の希望を受け、C大阪のホームスタジアムで開催。数年前からやり切った思いがあったといい「中途半端な気持ちでプレーすることは違う。若い選手にも失礼」。オファーもあったが、決断した。
高い技術と柔軟な発想でゴールを量産。天才と呼ばれたことについては、「やめてくれと、これが本音。正直嫌だった」と明かした。今後はさまざまな形でサッカーに携わるという。
[時事通信社]
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