小田、連覇へ王手=強打も駆け引きも―全豪テニス車いす
小田がデラプエンテをストレートで破って決勝に進出、2連覇へ王手をかけた。この日は持ち味の強打に加え、駆け引きも光った。「サーブもリターンも調子が良く、自分のテニスができた。この調子ならいける」と自信をみなぎらせた。
相手も速い球を打ってきたが、コーナーを突くショットを要所で決め、第1セットを6―1で先取。第5ゲームはドロップショットを決められてブレークを許した。しかし第7ゲームでは、ドロップショットで相手をネット近くへおびき寄せ、甘く返ってきた球を強打で押し込んだ。第2セットも主導権を渡さず、押し切った。
決勝では、前回大会やパリ・パラリンピックの決勝でも下しているアルフィー・ヒューエット(英国)と対戦。小田は「いつも競る。彼は気が短いところがあり、球質に表れるので、そこを狙う。これまでも我慢比べに勝ってきており、今回も勝ちたい」と語った。(メルボルン時事)
[時事通信社]
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