ルース、カッブから続く表彰=誉れ高い1年目での選出―米野球殿堂

【ニューヨーク時事】全米野球記者協会の記者投票で決まる今年の米野球殿堂入り表彰者が21日(日本時間22日)に発表される。大リーグのマリナーズなどで活躍したイチローさん(51)が、アジア人で初めて選ばれることが確実視されている。
1936年にベーブ・ルース、タイ・カッブら5人が殿堂入りしたのが始まり。米球界において多大な功績を残した元選手や発展に寄与した人物ら、これまでに350人近くが選出された。野球ファンにとっての聖地とされるニューヨーク州クーパーズタウンの殿堂博物館にレリーフが飾られ、毎夏の表彰式典は多くの関係者、ファンでにぎわう。
全米野球記者協会による選出では、10年以上在籍した記者の投票で75%以上の得票が必要となる。候補となる元選手は10年以上大リーグでプレーし、引退から5年が経過していることが原則。
2019年に引退したイチローさんは今回初めて候補者に。殿堂入り自体が栄誉だが、有資格1年目で選ばれるのはさらに誉れ高いと考えられている。資格を有するのは候補入りしてから最長10年目まで。メジャー最多の通算762本塁打のバリー・ボンズ、通算354勝のロジャー・クレメンスら現役時代に禁止薬物使用疑惑があった候補者は選ばれてこなかった。
全米野球記者協会による選出以外にも、時代委員会による投票で野球関係者が殿堂入りする道もある。
[時事通信社]


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