2025-01-17 20:17スポーツ

尊富士「結果で恩返し」=照ノ富士への思い語る―伊勢ケ浜部屋勢

 伊勢ケ浜部屋で照ノ富士と共に汗を流してきた力士らも、横綱の引退への思いを語った。
 尊富士は「僕にとっては部屋に入るきっかけ。横綱なしでは、相撲界でやっていけていない」と感謝。憧れの先輩には、日頃から助言をもらっており、17日の朝も立ち合いについて指導されたという。取組前には、両国国技館に掲げられている照ノ富士の優勝額を見上げて気持ちを高め、「結果を残すのが恩返し」と表情を引き締めた。
 兄弟子の宝富士は「長い間お疲れさまと言いたい」とねぎらった。「昔は力任せだったが、膝をけがしてからの技能はすごかった」と、稽古場で何度も胸を合わせて感じてきた強さを振り返った。
 安治川親方(元関脇安美錦)は兄弟子に当たる。「横綱として、やれることはやったんじゃないか」とたたえ、「けがも病気も、自分の経験を元に親方として頑張ってほしい」と期待を込めた。
[時事通信社]

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