震災30年、「勇気」届ける決意=オリックスの選手ら黙とう
阪神大震災から30年となった17日、プロ野球オリックスと阪神の関係者が黙とうをささげた。
オリックスは1995年に「がんばろうKOBE」を合言葉に、イチローさんがけん引してリーグ優勝。96年にはリーグ連覇と日本一を達成した。当時主力だった平井正史2軍投手コーチは「30年たっても忘れることはできない。(若い世代に)伝えていかないといけない」と語った。
新人選手を対象に、大阪市内の球団施設で震災直後の街の様子や当時のチームの写真を展示した。仙台市出身で2011年の東日本大震災を経験したドラフト1位の麦谷祐介外野手(富士大)は「(当時も)ファンの皆さんに勇気や感動を与えて優勝したと思う。1年目から貢献したい」と決意を述べた。
阪神は兵庫県西宮市の鳴尾浜球場に半旗を掲げた。震災発生当時、新人だった北川博敏2軍打撃チーフコーチは入寮した直後に被災。「野球を通して勇気や笑顔を届けることしか僕たちはできない。そういう気持ちを常に持って選手には臨んでほしい」と話した。
サッカーJリーグの神戸とラグビー・リーグワンの神戸の選手らは、神戸市中央区の公園「東遊園地」での追悼の集いに出席した。
[時事通信社]
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