野球殿堂入り顕彰者の略歴
◇イチローさん(本名鈴木一朗=すずき・いちろう)
愛知・愛工大名電高からドラフト4位で92年にオリックス入り。俊足巧打の外野手で、登録名を「イチロー」に改めた94年から7年連続で首位打者。94~96年は最優秀選手(MVP)に輝いた。00年オフに米大リーグのマリナーズへ移籍。01年に首位打者と盗塁王を獲得し、MVPと新人王に。04年には年間最多記録の262安打を放ち、2度目の首位打者。12年途中にヤンキースへ移籍。15年からマーリンズでプレーし、16年にメジャー3000安打を達成。18年にマリナーズ復帰。19年3月の東京ドームでの試合を最後に引退した。日米通算4367安打。06、09年WBC日本代表。51歳。愛知県出身。
◇岩瀬仁紀さん
岩瀬 仁紀さん(いわせ・ひとき)愛知・西尾東高から愛知大、NTT東海を経て、ドラフト2位で99年に中日入団。救援投手として活躍し、04年から11年連続で20セーブ以上をマーク。5度のリーグ優勝と07年の日本一に貢献した。通算1002登板と通算407セーブはプロ野球最多。5度のセーブ王、3度の最優秀中継ぎに輝いた。50歳。愛知県出身。
◇掛布雅之さん
掛布 雅之さん(かけふ・まさゆき)千葉・習志野高からドラフト6位で74年に阪神入団。1年目から1軍に定着し、左打ちの強打者として活躍。85年に甲子園球場でランディ・バース、岡田彰布と「バックスクリーン3連発」を放った一人として知られ、同年に40本塁打をマークしてリーグ優勝、日本一に貢献した。3度の本塁打王に輝き、ベストナイン7度、ダイヤモンドグラブ賞6度。69歳。千葉県出身。
◇富沢宏哉さん
富沢 宏哉さん(とみざわ・ひろや)55年にセ・リーグの審判として初出場。59年6月に天覧試合の巨人―阪神(後楽園)で左翼外審を務めた。89年に引退するまでプロ歴代2位の3775試合に出場。日本シリーズには、史上最年少の29歳で臨んだ60年を含めて9度出場した。80年から89年までセの審判部長。93歳。東京都出身。
[時事通信社]
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