難敵一蹴、充実の内容=豊昇龍、綱とりへ好発進―大相撲初場所
取組直後の支度部屋。風呂に入るため締め込みを外す間、みるみる笑みがあふれた。横綱昇進に挑む豊昇龍が初日から3連勝。結果以上に、その相撲内容は充実感に満ちている。
過去4勝6敗だった若隆景を一蹴した。返り小結に対し、頭で当たって相手の上体を起こすと、休まず突いて前へ出る。回り込みを許さず、しっかり足を送って土俵外へ追いやる完勝。「気持ちで負けないようにやった」と言葉に力を込めた。
ここまで「一日一番、しっかり集中して自分の相撲を取っている」と自信を持って言い切れる。真っ正面から当たり、悪癖とされてきた強引な投げや引き技に頼ることはない。
綱とりに向け、八角理事長(元横綱北勝海)は「自分で(昇進する)雰囲気をつくっていかないといけない」と述べ、この一番については「危なげないと言うより、強い」と高評価した。
まだ序盤。ここから高い集中力が求められる中、豊昇龍は「まあ、普通。これで調子に乗らないように」。自分を戒めるような言葉とは対照的に、上機嫌そのものだった。
[時事通信社]
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