ライトオンへのTOB成立=20億円で―ワールド
アパレル大手のワールドは7日、関連会社によるライトオンに対するTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。ワールドの持ち分法適用会社で、日本政策投資銀行と共同出資するW&Dインベストメントデザイン(東京)が、2024年12月3日から25年1月6日にかけて買い付けを実施。約20億円を投じて議決権ベースで約52%を取得した。
これにより、ライトオンはW&Dインベストメントデザインの子会社となるが、株式の上場は維持される見込み。
ジーンズを中心とした衣料品チェーンを展開するライトオンは、24年8月期決算で純損益121億4200万円の赤字を計上するなど経営不振に陥っている。今後はワールドの支援を受け、事業再建を進める。
[時事通信社]
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