日経平均、4万円台回復=続落から自律反発
7日午前の東京株式市場は、前日までの続落から自律反発の動きが強まり、日経平均株価は取引時間中として先月30日以来となる4万円台を回復した。前場の終値は前日比957円45銭高の4万0264円50銭。前日の米国株式市場でハイテク株などが上昇した流れを引き継ぎ、半導体関連株が全体をけん引した。
昨年末にかけて上昇していた日経平均は、大納会と大発会で2営業日続落し、計1000円弱下落した。一転して7日は、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の好決算などで前日の米ハイテク株が上昇したことなどを支えに、半導体関連株が好調に推移。さらに、ファーストリテイリングなど前日まで下落していた銘柄にも買い戻しが入り、指数が大きく上昇した。
市場関係者からは「新年を迎え4万円超を狙う展開になってきた」との声が聞かれた。
[時事通信社]
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