桐蔭学園が優位か=東海大大阪仰星は展開力で対抗―全国高校ラグビー
第104回全国高校ラグビー大会は7日、大阪・花園ラグビー場で決勝が行われる。2大会連続5度目の頂点を目指す桐蔭学園(神奈川)と、3大会ぶり7度目の優勝が懸かる東海大大阪仰星(大阪第2)が激突する。
桐蔭学園はボールを簡単に手放さず、多彩な攻撃を繰り出す。接点の強さを生かして連続攻撃でしつこく前進したり、SO丹羽のキックで裏を取ったり、攻め方を自在に変える柔軟さがある。反則の少なさも強みの一つ。60分間動き続けられる体力があり、後半の守備は特に堅い。
東海大大阪仰星は展開力が持ち味。SO吉田共同主将の球さばきが光り、キックも正確。準決勝では相手の意表を突くクイックスローを指示し、自らトライにつなげた。FW陣は試合を追うごとにセットプレーの安定感が増し、強力な武器に。攻撃権を渡さないよう、不用意な反則は禁物だ。
総合力で上回る桐蔭学園だが、試合の入りに課題を残す。東海大大阪仰星はそこにつけ込めるか。準々決勝以降、強豪の追い上げを振り切ってきた粘りを発揮すれば勝機が見える。桐蔭学園は追う展開になっても冷静に試合を運びたい。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
NY株、反発
-
米貿易赤字、6.2%拡大=輸出は過去最大―11月
-
チベットでM6.8の地震、126人死亡=習主席、全力救援を指示―中国
-
NY円、157円台後半
-
りそな銀、再びネット不具合=サイバー攻撃か
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕