甲板員遺族と運航会社の訴訟終結=知床事故、調停経て―東京地裁
北海道・知床半島沖で2022年、死者・行方不明者26人を出した観光船「KAZU I(カズワン)」の沈没事故で、死亡した甲板員、曽山聖さん=当時(27)=の遺族が運航会社「知床遊覧船」(斜里町)と社長の桂田精一被告(61)=業務上過失致死罪で起訴=に約1億1900万円の損害賠償を求めた訴訟が、東京地裁での調停を経て終結したことが6日、訴訟記録で分かった。
訴状によると、桂田被告は実務経験がないのに安全統括管理者に就任。経験の浅い船長を乗船させ、悪天候の中、周囲の助言を無視して出港させた。遺族は同被告側が安全配慮義務や注意義務に違反したと訴えていた。
桂田被告側は答弁書で、義務違反や過失はないとして請求を退けるよう求めていた。
[時事通信社]
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