大統領の身柄拘束図る=韓国捜査本部、内乱容疑で公邸入り―警護員や兵士ら阻む
【ソウル時事】韓国の尹錫悦大統領による「非常戒厳」を巡り、内乱や職権乱用の容疑で捜査している高官犯罪捜査庁(高捜庁)や警察などの合同捜査本部は3日朝(日本時間同)、ソウルの大統領公邸にこもる尹氏の身柄拘束に乗り出した。韓国メディアによると、捜査関係者が公邸に入ったが、警護員や兵士らに拘束令状の執行を阻まれている。
現職大統領が拘束されれば韓国史上初めて。内乱の「首謀者」とされる尹氏の直接の取り調べが始まれば、事件の捜査は新たな局面に入る。
3日の令状執行には高捜庁関係者30人、警察官120人が投入され、うち80人が公邸内に入った。捜査関係者が令状を提示したが、大統領警護庁トップは「許可できない」と協力を拒否した。尹氏の弁護団は声明で「不法かつ無効な令状執行だ」と主張。「執行過程の違法状況について法的措置を取る」と強調した。
身柄が確保された場合、高捜庁で取り調べを受けるとみられる。ただ、拘束できるのは48時間に限られるため、聴取をそれ以上続ける場合、捜査機関は改めて逮捕状を請求する必要がある。
[時事通信社]
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