2024-12-30 15:42スポーツ

京都工学院、タックル貫きシード撃破=高校ラグビー

後半、トライを決めて喜ぶ京都工学院の川口(右)ら=30日、大阪・花園ラグビー場
後半、トライを決めて喜ぶ京都工学院の川口(右)ら=30日、大阪・花園ラグビー場

 低く鋭いタックルを徹底した京都工学院が、Bシードの中部大春日丘を撃破した。
 FB広川主将が「ディフェンスにこだわって練習してきた」と胸を張るように、伏見工の流れを継ぐ赤黒のジャージーが相手の前進を阻んだ。スタンドで見守った山口総監督も「よく耐えた。よく辛抱した」と褒めた。
 0―0で折り返す緊迫した展開。後半13分にフッカー川口のトライで逆転した後、インゴールまで攻め込まれたところで執念のプレーが出た。プロップ加藤がグラウンディングを阻止。「試合に出られない人の分も思い、絶対に止める」。その一念で体を張った。
 後半22分にもトライを挙げた川口も勝因は「タックル」ときっぱり言った。ラインアウトからのモール攻撃で奪った2トライではなく、最後まで貫いた防御を誇った。
[時事通信社]

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