広島、耐えて雪辱=WEリーグ杯
6分あった後半ロスタイム。広島は隙を突かれてピンチを迎え、さらにその後のCKを耐え切った。堂々の連覇に、今季から指揮する吉田監督は「短期間でも成長が見えた試合」。22日の皇后杯準々決勝で敗れた相手に雪辱した。
後半は相手の個の力に押される場面が多かったが、守りの奮闘が光った。前半に得点した上野が献身的なプレーで走り回れば、DF市瀬は終盤、足がつりそうな状況でも激しく競った。上野は「90分を通じて全員が集中していた。守り切るところが結果につながった」。倍以上の計10本のシュートを浴びながらも、無失点でしのいだ。
年末の国立競技場に、WEリーグの公式戦としては史上初めて2万人を超える観衆が集まった。主将の左山は「こういう雰囲気の中でサッカーができることが、スタンダードになればいい」。優勝の喜びとともに、女子サッカーの一層の発展への思いを口にした。
[時事通信社]
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